何を使うかより、どう使うか

カラーやパーマをすると1ヶ月後や2ヶ月後に髪が傷んでしまう・・・。

「なんとか髪を傷ませずに施術できないだろうか?」
そう考えたことが、髪の構造や薬剤について勉強を始めたきっかけの一つでした。

お店をはじめた9年前、改めて「学ぶことの大切さ」を実感し、本格的に調べ始めました。
まずは大阪でケミカルに詳しい美容師・古根川さんから学び、そのご縁から毛髪研究の第一人者である新井幸三先生のもと、新井ゼミ、日本毛髪ケラチン協会で学びを得ました。

最初は、髪の構造から始まり、

  • 薬剤の種類や作用
  • 薬剤の浸透の仕組み
  • 応用技術

…と、さまざまなことを学びましたが、初めは正直ちんぷんかんぷん。
「今まで学んできたことは何だったんだろう?」と思うほど、わからないことばかりでした。
学ぶことが多すぎて、まるで迷路に迷い込んだような感覚でした。

それでも、数年かけて学び続けるうちに、少しずつ点と点がつながり始めました。
「自分の施術が髪にどう作用しているのか」が理解できるようになり、より効果的な施術へとつながってきたと感じています。

とはいえ、まだまだ学ぶことはたくさんあります!
薬剤や処理剤、シャンプーなど、こだわって選んでいますが、最も大事なのは「どうしたいか?どう使うか?」ということ。

近年、薬剤もとても進化しており
扱いやすく、効果のあるものになってきています。
しかし「これさえ使えば傷まない!」という魔法のような薬剤は存在しません。


髪の状態に合わせて、一つひとつの施術を丁寧に行うことが、髪をなるべく傷ませずに効果的な施術をするためには大事なことです。

まとめ

「もっと髪のダメージを減らせないか?」と考え、学べる場で知識を深める中で、

  • 髪の構造や薬剤の効果・作用を理解すること
  • どうやって髪に浸透していくのかを理解すること
  • なぜ髪が痛むのかを理解して対策をとること
      
  • 前処理・中間処理・後処理・塗布などの工程を手を抜かず行うこと

これらをふまえて施術することで、髪へのダメージを最小限に抑えながら、効果的なカラーやパーマを提供できるようになりました。

結局のところ、「どんなモノを使うか」ではなく、「どう施術するか」が大切だということを大事にして日々をおくっています。


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